JUMBO（田原楽器）のフラットマンドリン『JM-38』の出品です。 1970年代に日本の田原楽器が製造していたもので、指板エンドの刻印から当時定価38,000円の中級モデル『JM-38』とわかります。 田原楽器はこのJUMBOブランドのほか、高級機では御茶ノ水の名店カワセ楽器のプライベートブランドである『Master』の製造や、高級手工品ギター『FIELDS』の誕生にも関わっている、由緒あるブランドです。 アンダー5万円でフラットマンドリンの入門機を探す場合、プレイテックやエピフォン他アジアメイドの合板モデルを選ぶよりも、この個体のような70年代日本製の単板モデルを勧めます。 トップ：スプルース単板削り出し サイド：メイプル合板 バック：メイプル合板 ネック：ナトー 指板：ローズウッド 塗装：ポリ塗装によるフルサンバースト 付属品：純正ピックガード（好みの関係で外していただけです） コンディションについて。 古い楽器なので使用感はありますが、50年前の楽器としては全体的にきれいだと思います。 ネックはほぼストレートでかなり低い弦高になっています。ネックが安定しているのでトラスロッドは触っていません。ナットが少し減ってきていて、4弦外側の弦のみ開放でピッキングの強さによってややバズが出ます。気になる方は調整してください。 ケースはないので、段ボールで厳重に梱包して送ります。