よく調整されていて各柱の弦高やサワリ具合も問題なく、音も良く、よく響きます。 「日月」の装飾を持ち、いかにも琵琶といってイメージされるような外見のため、「琵琶法師」テーマの視覚芸術系に用いるのも良さそうです。 ただし、古い物につき、かなりの経年感があり、微細傷などもありますので、画像をよくご確認されご了承の上でお願いいたします。 動画サイト　Vimeo にて　Biwa222 というタイトルで試奏動画をあげていますので、どうぞご確認ください。 なお、「琵琶曲図書館」というサイトに以下の記述があるので、ご参考までに引用します。 <盲僧琵琶のなかにはほかの楽器のように、腹板の上の響孔が二つの半月ではなく、月と太陽のものがある。月は響孔であるが、太陽は単なる絵柄である。このように、日月に象徴される盲僧琵琶の世界観をより完璧なものとするために一の糸から四の糸に四季の名がつけられているのである。>