昭和初期の頃の東京英工舎の振り子時計、通称ボンボン時計の作動品です。100年近く前の物なので外側はニスや塗装が剥げていたので、研磨してからワックスでアンティーク家具のような感じに綺麗に仕上げてあります。以前の塗料なのか木目なのか所々ムラもありますが、それもアンティークの味だと思って頂けると幸いです。表面に3箇所ほど細い割れが入っていますが、あまり目立つ感じではなく使用に差し支えはありません。丁番と扉の開閉時の金具は、新品に交換しました。 文字盤にある右側のネジ巻きが時計で、左側のネジ巻きがボンボン（チャイム）です。ボンボン音が気になる場合は、左側のネジを巻かなければ作動しません。または、ゼンマイに紙などを挟むと静かな音になり気になりません。チャイムは時々、時間と鳴る回数がズレますが（15時に5回鳴るとか）知識がなくて調節の仕方がよくわかりませんけど、振り子の左上に細い棒が出ていてそれを下から上に押すと針を合わさなくてもチャイムが鳴るので、それで回数を調整する事が出来ます。 振り子はカチカチといい音で、チャイムは綺麗な金の音で響きます。元は実用品ですが、アンティークな作りで味があるので、部屋に掛けてあるだけでも落ち着いたインテリアの雰囲気になります。とても古い物なので神経質な方はご遠慮ください。 値下げ交渉は、対応していませんので、宜しくお願いします。また、転売目的の購入は、ご遠慮下さい。 サイズ　H47㎝　W29㎝　D12㎝