ボーズの隠れ名機BOSE 120 WestBorough hyper star driver です。細かい小キズはあります。音質はさすがのboseでパワフルな音です。 ウエストボロウシリーズの技術とボーズの小型スピーカーテクノロジーによって開発されました。 ユニットには新開発の11.5cmコーン型フルレンジユニットであるハイパー・スタードライバーを搭載しています。 このユニットは分割振動や非直線歪を排除するため、ケブラー繊維にマイカを混入させたコーン紙をラバーでラッピングした構造となってます。そして、厚み、切り口を幾何学的に計算した星型形状とすることで、エレクトリカルなイコライザーを一切使わずに分割振動を抑えています。 シールド方式とキャンセリング・マグネット方式を併用した防磁対策が施されています。 エンクロージャー内での音の反射によって発生する定在波を防止するため、ボーズ独自のチューニング・ボードを採用しています。このボードはエンクロージャー内の反射音や共振を調律しており、特定周波数の強調や減衰を防ぐとともにエンクロージャーの強度を高めています。 さらに、ドライバーのシールディングパーツやポートをチューニングボードで固定することで不要な振動を最低限に抑えています。 エンクロージャーの素材には、硬度と比重に特に優れたMDF(Medium Density Fiber-Board:中密度繊維板)を採用しています。この板は一般的に使われるパーチクルボードに比べて1.5倍の強度を持っており、最適強度解析エンクロージャー構造と相まってエンクロージャー内の共振を抑えるとともに豊かな響きを実現しています。 フロントバッフルはバーズアイメイプル調仕上げとなっており、傷などがつきにくいUVコーティングを施す事で耐久性も高めています。また、エンクロージャーの境界面で起こる回折現象を低減するため、バッフルのコーナーに連続した曲面から成る低干渉ラウンドバッフルを採用し、 スピーカーユニットもバッフル面に落とし込んで干渉を低減しています。 エンクロージャーの方式にはバスレフ方式を採用しており、ポート出口から風切り音が発生して歪やノイズの原因になるのを防ぐため、流体力学を駆使したツイン・テーパード・フレアポート(TTFP)を採用しています。