Martin Margielaの初期98AWダブルジップのノースリーブニットです。エルメスのデザイナーとしても活躍されていた時期ですのでシンプルながらデザイン性も高く、コーディネートの幅のだせるアイテムかと思います。当時はかなり着用していましたので新品として御理解いただける方のみご購入下さいませ。 コレクションやアーカイブとしても価値はあるかと思います。 たたんで保管、発送いたしますのでたたみじわございます。完璧な商品を求められる方はご購入をお控え下さいませ。 白い長方形のタグが4つの糸で留められただけというシンプルな物ですが、現在では裏の4つのステッチだけでマルジェラだと分かるほど知名度が高くなっています。 最初のコレクションを発表した当時から現在まで続いているタグですが、シーズン毎に多少意味合いが異なります。 1998年までは、マルジェラを表すブランドタグとなっていましたが、メンズラインが出てきた1999年からはレディースのコレクションラインを表すタグ、そしてジョンガリアーノが2021年に「Co-edコレクション（男女共通のコレクションライン）」を表すタグと再定義しました。 マルタン・マルジェラといえばすぐに思いうかぶのが数字の羅列されたカレンダータグ。 その番号でラインが読み取れるようになっているのですが、 こちらの画像と同様の無地のラベルは通称”白タグ”と呼ばれる”女性のためのコレクション”を示すものとなっています。 99年にメンズラインが出来て、カレンダータグが出来る前、 カレンダータグ以前のライン分けのなかった頃は全てこの無地の白いラベルのみとなっており、 その時期には現在の”0”と”0 10”番の手作業による再構築された洋服のシリーズ”アーティザナル”ラインも白タグのラベルがついていました。 そして基本はレディスですが、 その中には男性向けのデザインで作られたアーティザナルアイテムも排出されていました。 つまりこちらは今の白タグの区分とは意味合いの異なる、カレンダータグ以前の稀少な”白タグのアーティザナル”の一枚なのであります。