1940sフランス軍モーターサイクルコート後染めとなります。 ネップ感のあるコットンキャンバス製、質感から少しリネンも混ざっているような印象です。フロントボタンはすべてオリジナルボタン。 ボタン、バックルなどに錆が見られます。 センターベンツを固定するメタルボタンが欠損しています。 サイドポケットは貫通ポケットになっています。 襟元を留めるチンストラップは欠損していたので、日本の麻製の柿渋染古布を使用し、実物とほぼ同寸法で作ったものを取り付けてあります。 ウエストベルトと、内側に備えられた脚とを固定するためのベルトも残っています。 何よりもこの個体の特徴としては、独特の色味とサイズにあります。 本来のカーキがかった色味にブラウンを重ねて後染めが施されています。 地の色と重なって、奥行きのある深い色合いとなっています。 明るめのブラウンではなく、ダークブラウンとなります。 染めは専門の業者に依頼して施されているので、極度の色落ちや色移りは起きないと思います。アイテムの重量で染めの金額が決まります。このコートほどの重量物になると、染め代だけで1万円近くになります。 一般のサイズ感でXL程度のアイテムが多いのですが、こちらはL位のサイズ感で全体的にもたつきも少なく、一般的なモーターサイクルコートと比較しても、スマートな印象をもつ個体となります。 サイズ感のイメージは一般的なモーターサイクルコートと比較しての主観によるものです。着用者の体型や衣服に対するサイズイメージによって、記載の着用イメージと異なる場合がありますこと、あらかじめご了承下さい。 ボタンのサビ加減やカラーリングと相まって、どことなく退廃的な印象を醸し出しています。 ⚪︎状態 時代なりのスレ、綻び、サビなどあります。背面中央あたりに薄い色むらがあります。そのほか、致命的な穴や汚れ等は見受けられませ。 商品説明は主観を含んでいますので、参考までとお考え下さい。古いアイテムですので、不慣れな方は購入をお控え下さい。不明点は購入前に質問欄よりご確認下さい。 ⚪︎実寸 肩幅、袖丈はラグランのため計測不可 身幅　約64cm 着丈　約109cm