近年発見され、すでに絶産になったオーストラリア産のレインボーラティスサンストーンです。 長石中に薄い格子状あるいは点状に内包されたチタン鉄鉱やヘマタイトが、光を反射して様々な色に輝きます。光源と見る位置関係や角度により、様々な幾何学模様が虹色に浮きあがり、大変美しいです。 こちらの原石は宝飾クオリティーの部分が両面研磨されています。 表はやや曲面に、裏はフラットに仕上げ研磨されており、両面に虹色のラティス（格子状）や幾何学模様を見る事ができます。 写真１、２は裏面の全体と拡大、写真３～６は表面の全体です。 写真６は光の反射がほぼ無い状態です。 裏面はフラットなので特定の角度で全体が輝きますが、表面はやや曲面なので光の角度により反射部分が少しずつ変化します。 背景は白い紙です。 長さは最長部で約8x9mm、厚みは最厚部で約3mm、重量は約0.47gです。 全体的に半透明で、目立ったクラックや欠けは見られませんが、1.5mm程度のミルキーな筋があります。 （写真1の右上、写真３～６の左上参照ください）