- ブランド: Cacharel - 香水名: Lou Lou - 内容量: 7.5ml - 製造国: フランス - 販売元: Parfums Cacharel フランスのプレタポルテ・ブランドとして、フレンチ・モードをリードした「キャシャレル」。1962年に誕生して、70年代に世界的にブレイクしました。プレミアム・ジーンズのラインなども人気がありました。 1970年代の「アナイス・アナイス」から現在まで、香水ラインも安定して人気があります。70年代の花柄ワンピースなどは、いまでも有名です。 こちらは、そんなキャシャレルのフレグランス・ラインから、1988年に発売されたレディス香水です。1987年のオー・ド・パルファム(EDP)の「ルールー」がオリジナルで、今回はそのパルファム(P)バージョンとなっております。 80年代を代表する大ヒット作のオリジナルですが、このパルファム・バージョンはかなりマイナーでレアなので、お求めはお早めに。 香りはオリジナルと同じオリエンタル・バニリックの香調がベース。エキゾチックかつ妖艶なたたずまいにしあげられております。 プラム、チャイニーズ・シナモン、イリス、アニス、ヴァイオレット、カシアなどが、情緒に富んだアニス・スパイシー・スウィートを香り立たせるトップから、 ミモザ、ジャスミン、イランイラン、ヘリオトロープ、オリス・ルート、オレンジ・ブロッサムなどが、ディープなフローラル・ノートを湧き立たせるミドルへ。 ラストはバニラ、ベンゾイン、インセンス、サンダルウッド、ホワイト・ムスクなどが、これも奥深いバニリック・ウッディー・スウィートを香らせて、官能的なレディス・センシュアリティーをアピールしてくれそうです。 調香は、おなじキャシャレルの「エデン」や、カルバン・クラインの「オブセッション」なども手がけている、フランスのジャン・ギシャール。プロデュースは、ランコムやプラダなどの香水ラインもかかえている、ビューティー・グループの「ロレアル」です。 同時代のディオールの「プワゾン」にも通じる、濃くてあでやかな一品で、アニスなどのオリエンタルなトーンがよく効いている印象です。パルファム(P)なので、秋冬に薄くまとうのがベターだと思います。 ボトルもパルファムの特別仕様。とてもクラッシーで、インテリアとしても映えそうです。