この御守りは、 タイ国内で広く尊敬を集めた修行者の母、メーチーブンルアントーンブンテムの姿が象られた作品になります。 年式などはっきりしていませんが、見る限り ここ直近の作品ではなく、過去に遡るものだと思います。　　 また、今回の作品はとある寺院の高僧が大切に保管していたものを直接現場で譲り受けたものになります。簡単には探せない、かなり貴重な作品かと思います。再出品もございません。 本作のメーチーブンルアンは、困難な状況にある人々を救い、幸運と繁栄をもたらす存在として知られ、特に金運、商売繁盛、病気治癒のご利益があるとされており、彼女のご加護を受け、運命を好転させる力が齎されると信じられています。　　 1894年3月4日、バンコク近郊ミンブリー地区の 貧しい家庭に生まれたブンルアンは、幼少期から努力と学びを大切にし、家族からタイ語や家庭技術を教えられ、また、祖父からは伝統的なマッサージ技術を学び、その後は治療師として多くの人々を癒し、結婚後も信仰を深めつつ、家族を支えるために献身的に働きましたが、42歳のとき、夫が不慮の死を遂げたことを機に仏教に専念する道を選んだと言われています。 出家後、彼女は瞑想を通じて内なる悟りを深め、多くの祈祷文や御守りを作り出しました。その中でも有名な祈祷文「運命を好転させ、富と繁栄を招く祈祷文」は、1957年に天界の帝釈天（インドラ神）から授かったものとされ、この祈祷文は、信仰心を持って唱え続けることで、人生の障害を取り除き、幸運を引き寄せる効果があるといわれています。お祈り文はお迎え後にお伝えさせて頂きます。 そして、彼女の祈りの力と慈悲深い教えが込められた特別な作品、ブンルアン母の生涯は「与える」ことに徹したものであり、貧困や病気で苦しむ人々に無償で支援を行い、多くの人々を幸せへと導き、 彼女の御守りを携帯することで、持ち主が五戒を守り、瞑想を実践しながら日々を過ごすならば、彼女の徳と富の恩恵を受け、困難を乗り越える力を授かるとされています。 この御守りは、ただの物ではありません。 ブンルアン母の生き様とその教えを象徴するものであり、信仰と共に持つことで、人生の成功や幸運、繁栄をもたらす力を発揮します。 プラクルアン