最近ラジオが売れなくなりました。 世間一般にラジオに対する興味が薄れたのではないかと懸念していますが、どうもそうではない様です。今でも出品するといいね、が沢山きますから。 では何かと言えば、矢張り物価高にあるのでしょう。 今小生が扱っているラジオにご興味のある方は大半が所謂団塊の世代か、その前後5〜10年位に生まれた方々が大半かと思います。 いわば年金と蓄えで生活されている方々です。そういった方々にとって今のインフレは可成りの心理的な重圧でしよう。少なくとも小生にはそうです。 オイルショックの時もインフレはありましたが、今のインフレは給与も年金も然程上がらない中で、物価のみが際限なく上がっていると言う印象があります。 108万円の壁の議論が喧しくなり、壁が取っ払われるのかなと思って居ましたが、いつの間にか財源が不足すると言う話になり、178万迄上がるかと思われた上限はあれよあれやと引き下げられつつあります。下手をすると教育費補助との引き換えて有耶無耶にされそうな雰囲気さえあります。 素人考えですが、これは明らかに良くない。壁を取り払う事で、世にあるネガティブな雰囲気を払拭すれば、多分景気は良くなり、税収も増えるでしょう。しかし中途半端な引き上げで他の税負担が増えるならば景況は更に悪化するはずです。 閑話休題、此方は60台位メルカリで扱っているモデルで、このモデル名でメルカリで検索すれば、半分以上は小生が扱った物です。 デザイン、音、感度、そして圧倒的に耐久性が高いのがこのモデルの特長です。 発売から55年以上が経って居ますが、今も多くの新品が取引きされている事がこのモデルの優秀さを雄弁に物語って居ます。 この個体は71年頃に発売された後期型で、確かスピーカーの出力が1.6Wに強化され、タイマーがオフのみではなくオン、オフの両方に効く様になって居ます。 ダイヤルライトが切れて居て、チューニングスケールも傾いている、電源が入らない等等マイナーな問題はありましたが、全て対応済です。 ACコードはお付けします。 お届け翌日迄、評価前の不具合には返品を含めて誠意を持って対応します。