ボトルの命名にもなっている“花細し（はなぐはし）”は花が美しいという意味の慣用句で、「桜」や「葦」の枕詞として日本書紀や万葉集などの文献に所在する。 また“カリンパニ”とはアイヌ語でエゾヤマザクラを意味する言葉で、これらの要素がラベルデザインを華やかに彩る。 このボトルは厚岸蒸溜所が独自のレシピで特別に手がけたシングルモルトウィスキーであり、ブレンデッドモルト“鹿の通り道”に続く限定商品の第2弾となる。 シェリー樽熟成原酒をメインに使用し、通常のリリースではあまり見られない特別な構成となっている。また、ミズナラ材と桜材を鏡板に加工した樽で熟成された原酒を絶妙にブレンドすることで、唯一無二の味わいを実現している。 「厚岸に美しく咲き誇る夜桜」のもとでじっくりと味わいたい、特別な1本。 Tasting comment 香り：桜餅，白玉ぜんざい、昔のバニラアイス、焼きりんご。 味わい：柑橘入りのカスタードパイ、レモン飴。 フィニッシュ：ミョウガ、生姜、出来立てのバター、僅かに塩味