私は過去にこの道に入ったとき，この「名家灸選」は正篇も続篇も三篇も，何回も何回も繰り返して読んだ・・・そして中に集録されている方法に教えられて，実際に行ってみた。 そよ結果は、なるほどよく効くものだという経験を，何回も積み重ねたものであった・・・そこで私が希望するのは，この書に記述されているものを，まずは第1に実際に行ってみることである・・・また，ただ鵜呑みにせず，よく咀嚼し，応用もしてみることである・・・東洋医学の物理療法のひとつである灸法の効果は，これをよく施したとき，彼の「外台秘要」の著者がいっているように、外から火を以って攻めたならば（灸を施すこと），病いの隠れ場がなくなって平癒してしまうというような強い信念が湧き，歓喜の心で効果確認ができるものであるということを申し述べて終わりのことばとする。 終わりにより抜粋 刊々堂出版社 ※ハードカバーはヤケ見られますが，中は表紙から中のページまで，目立つ折れ破れ書き込み等見当たらず比較的とてもキレイかと思います。 程度の良い貴重本です。 値下げ不可