大正-昭和初期の面取ガラス瓶です。 飴細工のようなトロリとした柔らかい肌合いに小さな気泡や揺らぎ、歪み、シワなど表情があって眺めているだけでも美しいものです。 ○や□の穴がランダムに開けられた手作りの簡素なブリキ製の蓋が付属されており、水槽に見立てられていたようです。 口に薄い欠けが一箇所ございますが雰囲気を損なうものではなく、その他大変良好な状態です。 水漏れもございません。 小さな町工房でごく僅かに作られたものでしょうか。 19年前に骨董誕生展で拝見してから、一度も目にしたことがなかったのですが、ご縁があって譲っていただき窓辺に置いて毎日眺めて愉しんでおりました。 古道具坂田の店内でも一度拝見した記憶があり、その時は見立ての花器として飾られていました。 2006年に渋谷の松濤美術館にて開館二十五周年記念特別展「骨董誕生」の展示会図録に古道具坂田の坂田和實さん出品物として同手が掲載されています。 size : 20.5cm×20.5cm×20.5cm アンティーク 古道具 古美術 ゆらゆらガラス ベロベロ 花入れ 花瓶 なげいれ 型吹きガラス 駄菓子瓶 レトロ 戦前