60年代～70年代頃のドイツのサイクリストジャケットになります。 サイクリストジャケットとはその名の通り、自転車乗りのためのジャケットという意味がありますが、実際は工場などで働く人のワークジャケットとして支給されていたそうです。 そのサイクリストジャケットですが、フランスのものが有名ですがドイツにも形や生地が違いますが存在するようです。 フランスのサイクリストの生地には主に、モールスキンやコットンツイル、古いものでコットンリネンなどですが、この個体にはユーロのワークウェアには珍しいデニムが使用されています。アメリカのワークといえばデニムは代表格ですが、ヨーロッパだとあまり見ないです。ですが、アメリカのデニムとはまた違う色の落ち方をしていておもしろいです。 そしてデニムとは思えないような生地の柔らかさ。リアルワークで使われてきた経年変化か、触り心地がデニムだと思えないほどにふわふわしていて、ワークウェアだということを忘れるほど。 またフロントのシルバーのボタンが、のっぺりと色落ちした紫色のボディーに相性抜群です。このシルバーのボタンによって、いい意味でワークウェアの野暮ったさがあまりなく今っぽく合わせられる一着なのではないかと思います。 vintage ヴィンテージ　ビンテージ 着丈 54cm 袖丈 62cm 肩幅 48cm 身幅 52cm