こちらの商品は、例えるなら「35年前の家電量販店で売られていたバブルラジカセが現代のBluetoothスピーカー機能を備えて現代に届いた」ような商品です。 CSD-XR50という機種は、全盛期のアイワが1989年に発売した高級CDラジカセブランド「STRASSER」シリーズの中ではミドルクラスにあたるダブルデッキCDラジカセです。派手な機能はありませんが、スピーカー背面のエンクロージャーの設計やアンプを含めた基本設計がよく、ホールやリビングで音量を上げても歪まず、余裕のあるサウンドを奏でられます。 また、上位機種のXR7と共通のリモコンに対応し、CD、音量、電源まで遠隔操作出来るようになっています。 大きさはフルサイズのバブルラジカセよりは一回り小さく、幅約65cm、奥行き・高さは25cm程度です。 今回はそんな名機の中でも、コンディションの良い機体をベースに、レストアとグレードアップに成功しました。 ・CDピックアップレンズユニットを動作品に交換。 ・カセットデッキのベルト類を交換し、ヘッド等の機構部品も一通り清掃しています。 ・ラジオ、音量、スイッチ類は正常に動作します。 ・液晶表示部上面にターコイズブルーのLEDバックライトを仕込んで暗所の視認性を上げました。カセットデッキ部にも白色のLED照明を追加し、視認性とオシャレ感が向上しました。 ・4インチスピーカーを最新式のネオジム磁石のスピーカーに変更しています。これにより重低音の迫力が増し、基本設計の良さと相まって、このクラスとラジカセのサイズからは想像出来ない臨場感サウンドを出せます。 ・Bluetoothチップを追加搭載。ソースをLINE INに切り替え、かんたんな接続設定をするだけで、スマートフォンなどからワイヤレスで音楽を流すことが出来ます。屋内（コンセント）・屋外（単1乾電池×８本）どちらでもBluetoothを使えます。 他の何にも似ていないユニークなデザインで音質は確かな完動品。ほかでは買えない商品です。 電源コード、リモコンのほか、Bluetooth接続の手順書が付属します。