1900年代初頭のアールヌーボーの時代に流行したデザインのブローチです。 ダイヤモンドの代用品にペーストが使われています。ペーストは薄暗闇の中の方がキラキラとダイヤモンドのように輝きます。この時代はランプでの生活が主流で暗闇の中でもダイヤモンドのような綺麗な物を身に着けたい想いから作られた物がペーストです。よく考えたものだな〜と思います。真珠は天然で艶と照りがあります。 　　　　　　　　　　　 1番下の部分は、ティアードロップのデザインで、揺れるように出来ていて美しく見せる工夫が随所に凝らされています。 地金ですがこの時期にはシルバー、ゴールドが主流でどちらかしかなく裏側のゴールドは9金が使われているようです。裏側のゴールド部分の枠は手彫りでアールヌーヴォー時代にはよくある形をしてます。金具は 当時の物に良くあるＣクラスプです。